水素水を飲むと、ほとんどの方が「発汗量が増えた」と言います。
寝汗が増えて、風邪をひいた、という方も少なくありません。
しかし、多くの水素水商品販売業者は、
「水素水を飲むと、体内の水分量が増えるため、尿と汗の量が増えます」
とデタラメなことを言います。
1.水素水を飲んでも、体内の水分量は増えない確かに、水素水を飲用することで、含まれる水素分子と活性酸素が結合して水分子となりますが、
その量は、水素濃度0.4ppmの水素水を1L飲み、すべての水素分子が体内で吸収された場合、
たかだか0.4mgでしかありません。
2.そもそも発汗量は水分量とは比例しない体内には、体の温度を感知するセンサーがあり、センサーが体温上昇を感知すると、
体がオーバーヒートしないように発汗により、体の熱を下げます。
そのため、発汗量と関係があるのは体温であり、そもそも水分量はたいして関係がないのです。
3.水素水を飲むと、体温が上昇する人は、細胞内のミトコンドリアで、グルコース(ブドウ糖)からエネルギー(ATP)を産出します。
水素水を飲用することで、ミトコンドリアのエネルギー(ATP)産出量が30%増加することが判っております。
このATPはそのままエネルギーとして活用されるわけではなく、
ADPという物質に分解され、このADPになる過程で発生するエネルギーが、エネルギーとして消費され、
さらには体温の上昇につながります。
そして、産出されたATPは、貯蔵されることなく、通常の細胞では1分以内に消費されることになります。
そのため、水素水を飲用することでATPの産出量が30%増加すれば、
必然的にATPからADPへと分解される量が増えるため、
水素水を飲用していない場合に比べて、体温が上昇することになります。
水素水を飲むと汗が多く出る⇒ 本当ただし、体内の水分量が増えるからではなく、体温が上昇するため
posted by Dr. Sakurai at 12:48|
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4.水素水の本当・ウソ
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